6月25日(金)横須賀港吉倉岸壁において、護衛艦「はつゆき」(艦長下野善彦2佐)、「さわかぜ」(艦長森崎真司2佐)の自衛艦旗返納行事が梅雨の晴れ間の夏を思わせる中、松岡横須賀地方総監執行により行われた。
杉本自衛艦隊司令官をはじめ各部隊指揮官等部隊関係者、横須賀市副市長、横須賀市議会議長等官公庁関係者参加の中、横須賀水交会会員をはじめとして各防衛団体等も多数参加し盛大な式典となった。特に「はつゆき」「さわかぜ」に縁のある方々は三々五々昔話を語りあうとともに、除籍を迎えた年月に考え深げの様子であった。
行事は、横須賀音楽隊の国家吹奏のもと、両艦の自衛艦旗降下に始まり、横須賀音楽隊の軍艦行進曲にあわせ各艦乗員の退艦、松岡横須賀地方総監への自衛艦旗返納、総監訓示、来賓紹介と厳粛かつ整斉と実施された。
松岡横須賀地方総監の訓示では、両艦の業績を詳らかにするとともに、その業績は歴代艦長以下乗組員一同が不撓不屈の精神を持ち、一丸となって任務達成に邁進したとして、海上自衛隊の対する貢献に謝意を表すとともに最後の乗組員の労をねぎらった。
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